今日は、A、Bともに午後練習、汐見台ラッキー選手全員が集まりました。
明日は、A2、Bチームが共に試合があります。Bチームは、昨日の試合結果を踏まえての練習、A2チームは6年生を練習相手として練習しました。
2週間前から6年生は、磯子選抜の練習に参加しており、久しぶりに全員が集まった練習となりました。
今日は多くのお父さん方も参加しており、父母はとても活気がありましたが、それに引き替え選手達にはなかなか親の気持ちが伝わりません。
特に6年生。君達はもう最上級生です。明日の5年生のために指示を出して教えてあげるというのは難しいでしょうか。もっともっと声を出していくのは難しいことでしょうか。
磯子選抜でも『チームでもいつもそんなに黙って練習しているのか』といわれていますが、どうでしょうか。
『言われなくても声出しているよ。』という選手がたくさんいます。この家にも一人います。もしかして父や母の耳が遠くなってきているのでしょうか。若い君達にはみんな聞こえているのでしょうか。
でもそこで考えて見ましょう。汐見台ラッキーでも言われ、磯子選抜でも言われました。たぶん中学生になっても今のままだといわれるでしょう。
次のコラムで声を出すことの意味を一緒に考えて見ましょう。
声を出すことの意味は。
人間は集中すると声は出せなくなります。
そうなると人間の体は呼吸さえも止まってしまいます。そうすると体の筋肉は硬直し動かなくなります。
野球でそのような状態に陥ると自分のほうに球が飛んできてもとっさに動くことが出来なくなってしまいます。
大きな声を出すと体を動かしていなくても、体の筋肉のあちこちが動くことになります。筋肉が絶えず動いている状態が保てることでこそ人間の体はスムーズに次の動作に移ることが出来るのです。
野球のプレーで重要なのは瞬間の動作です。
球を打つ動作の瞬間、球を捕球する動作の瞬間。これが大切です。そのためにも体が動いていなくても筋肉は動き続けている状態であることが必要になってきます。
それには声を出すという行為が一番効果的といわれています。
筋肉をフルに使うため、そして常に動ける状態にするためには声を出すという行為は決して無意味ではないのです。
緊張すると筋肉がこわばってしまって、暴投してしまうということは経験上あるのではないでしょうか。
常に声を出している習慣をつけることで、アウトカウントの確認や次の動作の確認が知らずうちにできてきます。味方の選手を励まし、褒めあうことでチームの雰囲気がよくなり、ミスも少なくなります。
本気で野球に取り組んでいる人だったらわかることだと思います。
野球はミスを極力少なくし、少ないチャンスを掴み取るゲームです。
一人でもなるほどなと思ったら即実践してみましょう。ほんまかいなと思ったらとにかく声だしてみましょう。
明日はラッキー選手全員が何らかの形で試合があります。徐々に徐々に、少しずつ試してみるというのはどうでしょうか。
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