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鼻血から学ぶこと

 キャプテンタツシは、鼻の粘膜が弱いのか、ちょくちょく鼻血を出す。土曜日の午前中も移動中の車で鼻血が出て1時間ほど止まらなかった。日曜日も練習中に鼻血が出て30分ほど止まらなかった。

 タツシにいつも言っていることが、一歩引いて周りを見ろということ。鼻血をいいことにベンチに座らせて鼻血の止血をした。ある程度止まったところでグランドを向かせて何を感じるかを尋ねてみた。

 『練習風景を見て何を感じるか教えてくれ。』

 『ショウゴとタクミしか声が聞こえない…。ほとんど声が出ていないみたい。』

 『君達は声を出せといっても、出しているというけど、こういうことなんだよ。監督コーチが言っていることがわかるだろ。』

 一歩引いて、周りを見てみると、今まで見えていなかったことが見えてくるものです。感じなかったことが感じてくるものです。

 貴重な練習時間を割いてしまいましたが、キャプテンとして感じるものが少しでもあれば無駄にはならないはず。

 他の選手も給水などでベンチに戻るとき、一歩引いてグランドを振り返ってみてください。そして何を感じるか自分に問いかけてみてください。そして何をすべきが考えてみてください。

 7月20日のブログに声を出す意味を載せています。内容を結びつけて読んでください。