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野球の神様

磯子選抜:野球教室

元ヤクルトスワローズ小森選手
元ヤクルトスワローズ小森選手

 今日の午前中は、汐見台ラッキーの練習はお休みでしたが、磯子選抜の選手は練習がありました。今日は大谷野球部出身で、プロ野球選手になった小森選手を迎えての野球教室がありました。

 小森孝憲選手は、横浜商大高から、東農大生産学部に進学し、2002年のプロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズから指名され入団、その後監督に就任したばかりの古田敦也プレーイングマネージャーから直々に監督専属広報への転進を打診され、現役引退した選手です。

高校では、神奈川大会準決勝で松坂選手擁する横浜商と対戦し、惜しくも敗戦、大学では北海道No.1の右腕と呼ばれ大学野球選手権に出場した選手です。

 野球教室では、まずはピッチャー候補の選手達が直々にコーチングを受けました。

多くの選手が言われていることは、ひじを上げること、あごを下げること、投げた後にバッターのほうに体がくること、などです。中には何も言うことがないと褒められた選手もいました。

 次にスローイングの確認です。内野守備を想定したスローイングや外野守備を想定したスローイングです。特に外野からホームへの返球では、右に曲がったり左に曲がったりする癖がわかるとのことです。それを直すには手首のスナップを気にすればよいとのこと。仰向けになって、真上にボールを投げる練習をすれば矯正可能とのことでした。

 最後にバッティング確認。一人5球を目安に実際のピッチャーの球を打ち、指導を受けました。バットのヘッドを立てる、脇を占めてコンパクトに振り切る、頭から足までの軸を意識して、コマのように回転する、などアドバイスをいただきました。

 ラッキーで褒められていたのは、最近好調なケイタロウ。言ったことがすぐ出来ると褒められていました。柵越えのホームランを打ったタツシもまぁまぁでしたが、レフトの守備についていたときに、『レフトよく声が出ているよ。』といわれていたのが印象的でした。

 この内容はビデオで撮影しましたので、動画をアップしたいと思います。が、ゼミの声が大きく声があまり聞こえないのが残念ですが。

 最後に小森選手から、とにかく道具を大切にしてくださいという一言がありました。

小森選手は、毎日『守ってください』と願いながらグローブを磨き、スパイクを磨いていたとのことです。プロ野球選手のときに、打者のいい当たりがスポッとグローブに入り助けられたり、強いピッチャー返しの打球がスパイクに当たって怪我から免れたなどの経験があったようです。『必ず野球の神様はいるので、道具は大切に手入れをしてください』

 汐見台ラッキーでも言われていることです。磯子選抜でも言われました。どうするかは君達次第です。

 

【おまけ】

 磯子選抜で、昨日午前中の練習が終わって帰ってすぐスパイクを磨いた選手はいるか、と聞かれ誰も手が挙がらなかった。グローブの手入れをしたヤツはいるかと聞かれ3人が挙手。ラッキーではナツキだけでした。

 家に帰り、野球の神様の話をしていたところ、タツシ母がタツシに、『昨日道具の手入れしていてよかったね。』、との一言。

 アレレ?タツシは手を上げていなかったぞ。

 『タツシは手を上げていなかったけどなんで?』と父。

 『だって夕方に手入れしたから、帰ってすぐはしなからったから…。』とタツシ。

 う~ん。どこまでクソ真面目なんだ。

練習試合:vs平和台ブルーツインズ

試合前挨拶
試合前挨拶

 午後は、汐見台小学校で平和台ブルーツインズさんと練習試合を行いました。

来週から始まる東京新聞旗争奪神奈川県学童軟式野球選手権大会で、トーナメント表の隣の山で戦いをするチームです。お互いに決勝まで勝ち進まないと実現されない対戦ともいえます。

 汐見台ラッキーの後攻で試合開始。ピッチャーコウタロウ、キャッチャーケンタロウのバッテリーです。

 1回はお互い三者凡退。2回もお互いランナー一人を出すも4人で終了です。ピッチャーコウタロウは1回に三振1個、2回に三振2個をとるピッチングをしていました。午前中の野球教室の効果が出ているのでしょうか。

 3回表も三者凡退に抑えたその裏、ラッキーの攻撃が始まります。

 3回裏、8番ハヤトが四球で出塁、3塁まで進むも1番ユウタのサードゴロで挟まれ2アウト1塁。ナツキの内野安打や、ケンタロウの四球で2アウト満塁となりました。

次の打者はタツシ。久しぶりの4番です。午前中の柵越えホームランを期待されながら、結果はサード強襲の安打。サードがはじいた球が転々と転がりボールデッド。2点を先取しました。次は最近打撃が好調の5番コウタロウ。レフト前のヒットで1点追加。6番ショウゴが四球を選び、これまた打撃絶好調のケイタロウもレフト前ヒットでさらに1点追加。ワイルドピッチを含み打者1順で5点を取りました。

 4回表、1アウトで出塁。点を取った後は0点で抑えたいところで、5-4-3のゲッツーで0点に抑えました。

 4回裏、ラッキーも3人でアウトとなり0点。

 5回、6回はお互い3人でアウトで0点となりました。

 7回表、先頭打者がライト方向のヒットで2塁打、続く3番打者がレフト前の2塁打で1点取られました。1アウト後、レフト前の2塁打で2点目追加されましたが、レフトフライ、ショートフライと打取りチェンジとなりました。

 本来であればここでゲームセットとなりますが、練習試合のため7回裏まで行います。

 7回裏は、8番ハヤトからの攻撃です。四球を選び1塁。代打リクが2塁打でノーアウト2,3塁。1番ユウタが四球を選びノーアウト満塁。ワイルドピッチの間に1点追加。

ナツキのエンドランでさらに1点追加。2アウト2,3塁で4番タツシ。レフト前のヒットで3点目を追加し、結局2対8で勝利を収めました。

 

 最近多いのが、最後まで0点で抑えているのですが、最終回に点を取られてしまうところです。ですが、今日はエラーによる失点ではなく、打たれたことによるものなので特に問題はなかったと思います。打線もつながり、点を取られたらそれ以上に取り返すという気持ちがあれば、とても楽しみな結果がついてくるのではないかと思います。

まずは緒戦を突破して、一試合一試合ミスによる失点をなくし、勝ち進んでいきましょう。